派遣型スキャン代行サービス SCANMAN
http://www.scanman.in/

SCANMAN公式Facebookページ
https://www.facebook.com/scanman.in

SCANMAN公式Twitterアカウント
https://twitter.com/scanman_in


直接のご連絡はこちらまで
Mail:katsuo@scanman.in
LINE ID:katsuo0406

2009年11月12日

暴落万歳!

皆さん、ごきげんよう♪

どうも、かつをです。


さて、今日はどうして株価は予測できないのか?を数学と物理学と経済学の違いから考えてみましょう。

物理学と経済学は数学という言葉を使って記述されるという点で共通しています。

そして、数学は不完全な部分があるとはいえ、数学という論理体系の中では絶対的に正しいものです。

物理学は数学という言葉を使って、神様が創ったこの世界を記述しようとします。

そして、人間は数々の科学法則という予言の書を使い、ハレー彗星の襲来や日食月食などの自然現象を恐ろしいまでの精緻さで表すことができ、恐ろしいまでの精確さで未来を予測することができます。

経済学は人間が創った市場をやはり数学という言葉を使って表します。

しかし、経済学では株価の予測はもちろんのこと、為替変動も好不況の転換点も全く予測できません。


なぜでしょうか?


唐突ですが、その前に


【前回の記事の問題の答え】

まず、何でも願いの叶う魔法のランプを1円で買ったとすると、これ以下の値段では売ることができないので、1円ではない。

次に2円で買ったとすると、次の人が1円で買わないといけないので、2円でも買うことができない。

では、3円で買ったとすると、次に2円で売らなければならないが、先の理由から2円では買い手がいないため、3円でも買えない。

4円でも同様な議論から買うことができない。

よって、以下同様に数学的帰納法より、いくらでも買うことができない。

【Q.E.D】


これが前回の日記の問題の数学的な答えです。

これは確かに数学的には正しいですが、直感とはかなりズレがありますね。

たぶん、10万円くらいならほとんどの人が買うんじゃないでしょうか。


少なくとも僕は買います。w


さて、ここにお金持ちになれる世界でたったひとつの方程式があります。


お金=(収入-支出)+(資産×運用利回り)


この式を最大にするような人のことを「経済人(ホモ・エコノミクス)」といい、経済学で定義されている大前提です。


ところが、経済学はこの大前提が間違っているのです。


先の問題では、数学的には間違っていると分かっていても買ってしまうのは、ほとんどの人が経済人ではないからです。

ノーベル経済学賞受賞のハリー・マーコウィッツのモダン・ポートフォリオ理論も効率的市場仮説というそもそもの仮定から怪しいのです。

だから、どんなに方程式をいじくったり、コンピュータで計算しても人間の野心と欲望、恐怖と不安の渦巻く株式市場を予測することなんて不可能なのです。


閑話休題。


今日、株を買いました。

僕は成功の一番の妨げは感情にあると思っているんですが、やはり投資をするとなると常に平常心ではいられませんね。

脳内に生化学物質がドバドバ出てしまって躁状態です。笑


それにしても、僕みたいなバイ&ホールドの長期投資家にとっては、今日の様な暴落相場は狂喜乱舞するほど嬉しいです。ww

なんといっても、欲しい株がバーゲンセールで買えますから。笑


秋の夜長に株式投資なんて悪くないかもしれませんよ。ww



もちろん、投資は自己責任で。



参考文献
金融日記


    このエントリーをはてなブックマークに追加
investor46 at 05:39金融日記 
スキャンマン株式会社代表取締役の杉本勝男と申します。 当サイトへお越し下さりありがとうございます。 コメント、トラックバック歓迎です。 なお、当サイトはリンクフリーです。 twitterもやっていますので、よろしければフォローお願いします。
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
  • ライブドアブログ