2013年09月

2013年09月16日

民主主義ではどんな人もみんな等しく価値があって、人類は皆、平等という、そんな崇高で壮大な虚構を前提に一人一票という権利が与えられるのが民主制(デモクラシー)だ。

はっきりいって、ビル・ゲイツと新宿中央公園のホームレスが同じ価値の人間であるわけがないんだけど、現代社会ではそれは口に出して言ってはいけないことになっている。

 
今日は別に一人一票という民主制のシステムの非効率さについて話したいわけではなくて、FacebookやTwitterなどのSNSによって本格的に来るであろう評価経済社会についてちょっと書いてみたい。

例えば、ぼくが「ここのレストランはオススメだよ」っていうのと、ホリエモンが言うのとでは、全く同じことを言っていても信頼度が全然違うわけです。

ぼくの発言とホリエモンの発言が全く同じにもかかわらず、そのレストランの評価が違うのは、ぼくとホリエモンとではソーシャル(社会)上での人間としての価値が全く違うからなんですね。

ぼくはTwitterでは高々フォロワーが500人ちょっとで、ホリエモンは1,000,000人近くいて、社会に与える発言力とか影響力はぼくとは全然比べものにならない。

このソーシャル上でどれだけの影響力を持つのかというのを数値化するサービスにクラウトというものがある。

Klout | The Standard for Influence http://klout.com/home

この数値をクラウトスコアっていうんだけど、TwitterとかFacebookアカウントを連携させて、独自のアルゴリズムで数値化している。
SNSを全くやっていない人はクラウトスコア0で、ホリエモンとか孫さんとかで72とか73、レディ・ガガだと99だ。
ちなみにぼくのクラウトスコアは今だと52ですね。
ソーシャル上でははっきりとその人の価値が数値化される。
まさにピープルランクだ。

iPhoneアプリにもクラウトのアプリがあるので、自分のクラウトスコアを知るのもいいかもしれませんね。

で、ホリエモンみたいな発言力の大きい人って何が起こるかというと、例えば自分の仕事で扱っているサービスとか商品を宣伝してもらいたいがために、ホリエモンに無料モニターとして使ってもらったり、作家とかから大量の献本が届いたりする。
つまり、宣伝してもらいたくなるんですね。

最近、クラウトスコアが◯◯以上の人で、Twitterとかで投稿してくれたら、どこそこの空港のラウンジの利用が無料になったりする。

確かインスタグラムでもフォロワー◯◯人以上の人の優遇サービスがあったりとか、評価経済社会の時代が本格的に来ているなーという実感がします。

今のところ、クラウトスコアはTwitter、Facebook、LinkedIn、Instagram、Foursquareなどの各種SNSしか評価の対象にならないけど、そのうちもしかしたらブログとかも評価の対象になるかもしれませんね。

一般の人にはSNSはただの暇つぶしでお金に全くならないと思ってるかもしれないけど、評価経済社会がこの先どんどん本格化していけば、間接的に経済的な優遇を受けることが増えてくるかもしれないので、TwitterとかFacebookを一生懸命やっておいてクラウトスコアを上げておくのも、まあ全くの時間の無駄ということはないかもしれませんね。

評価経済社会の行く先が楽しみですね♫



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investor46 at 01:49徒然日記

2013年09月15日

1年以上の長きにわたってブログを休止していたわけなんですけど、一体どうしてブログに帰ってきたのか?今日はその理由を話したい。


理由は主に2つあって、1つは自分の考えや意見をまとまった量で、人の目を気にすることなく吐き出したいという場所が欲しかったということ。
 
ぼくはブログを半匿名でやっていて、リアルの友だちにもブログを始めたときにmixiで日記に書いて告知したんですね。
でも、ぼくのブログをブックマークしたり、RSSに登録したりして毎回更新する度に読む人なんてたぶん誰もいなくて、たとえいたとしてもいちいちコメントとか残したりしないんですよ。
こういうまとまった文章を書くためには、周りからの反応とかフィードバックも必要なんですけど、そういうフィードバックがあったりすると逆に周りの目を気にして本当に書きたいことが書けなくなっちゃうんですね。
そういう風に周りからのフィードバックがほとんどないがゆえに書きたいことがまとまった量で気軽に書ける場所がこのブログだったんですよ。


そしてブログに帰ってきた理由2つ目が、評価経済社会におけるセルフブランディングには実はブログがかなり有効なんじゃないかということです。

これからの評価経済社会についてはまたそのうち書くとして、Facebookって、基本的に友だちとのやり取りが前提で、不特定多数の人に情報を拡散したり、コミュニケーションを取ったりという風には作られてなくて、もちろんGoogle検索には引っかからないように閉じられている。
リアルのセルフブランディングにはリア充を演じることによって、身近な人やすでに繋がっている人に対してのブランディングには有効だけど、あんまり広く自分というブランドを知らしめるのは適していない。

Twitterは不特定多数の人に情報を拡散したり、コミュニケーションを手軽に取れるように作られていて、ミニブログと言われているようにセルフブランディングを気軽かつ手軽にできて良さげなんだけど、いつからかGoogleとの契約が切れたからか、Google検索に引っかからなくなって、どんなに自分のつぶやきがリツイートされてもふぁぼられても、それが全然Google検索に乗ってこなくて、ちょっとFacebookみたいにクローズドになってる。

その点、ブログって、ストック型のモデルで、書けば書くほどコンテンツが充実してインデックスされるから、検索に引っ掛かるようになってアクセス数が増えるんですよ。
事実、ぼくのこのブログだって、何も記事を書かなくても毎日10〜20アクセスくらい安定的にあって、たまに60とか70とかいったりする。

TwitterとかFacebookでかなりの人がブログから流れているような印象を受けていて、ブログを書き続けている人ってたぶんかなり減ったんじゃないかと思うんですね。

TwitterとかFacebookで有益なことを書いても、それってGoogle検索には引っかからないわけで、Google検索に引っかからないということは、後から誰でもちゃんと検索できるログとして残らないわけで、それって書いても書いても社会にとって有益なことが残らないということだから、ブログに書いて残しておくことは自己満足のオナニー以上の価値と意味はあるなと思うわけです。


以上の理由から、ブログを再開しようかと思った次第であります。

ということで、今後ともこのクソブログをよろしく!笑



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investor46 at 03:07徒然日記
皆さんこんばんは。
かつをです。

ここ最近、特にここんところ1,2年くらい面白いWebサービスとか新しいビジネスとかがどんどん出てきてて、起業家のはしくれとしてそういう面白そうなサービスはとりあえずやってみることにしてるんですね。

んで、最近のそういう新しいサービスって、ホントに良く考えられててすごく完成度が高くて面白いんですよ。

理念というか、コンセプトというか、ビジョンというか、そういう崇高な何かを感じるものがあって、みんな信念を持って、そのサービスを作ってるなとヒシヒシと感じます。

そんな何か崇高なものをひしひしと感じるWebサービスのひとつを今日は紹介したいと思う。

STORYS.JPだ。
STORYS.JP | みんながストーリーを持っている http://storys.jp/ 

これは誰もが持っているストーリーをみんなと共有することによって、自分を知ってもらったり、友だちのことを知ったりしてもらうためのサービスで、僕はmixiが廃れてから常々不満に思っていたことを解消してくれるんじゃないかと思っているサービスなんですよ。

1,2年くらい前に日本ではみんなmixiを使っていて、そこからどんどんFacebookに流れていっちゃったんだけど、実は僕、Facebookがあんまり好きじゃないんですね。
Facebookがどうして好きじゃないかという理由は今回は置いておいて、mixiの日記という機能がすごく好きだったんですよ。
mixi日記って、まとまった量を書かなきゃいけなくて、書くのはめんどくさいんだけど、赤文字でコメントがつきましたっていうお知らせとか結構中毒性があって、そういう反応とかフィードバックがあるから、書くのはめんどくさいんだけど定期的にすごく書きたくなるんですね。
それで日記を書いて僕という人間のことを友だちに知ってもらったり、逆に友だちのことも知ることができたりしてmixi日記を読むのがすごい好きだったんですよ。
最近はTwitterとかFacebookとかインスタントにちょちょっと吐き出す場があって、Twitterは「眠たい」とか「疲れた」とか「バルス」とかほとんどがホントに生産性のないつぶやきだし、Facebookは旅行行ったときの写真とかスイーツの写真とかリア充を演じる場になってしまって、中々その人の考えとかを知る機会ってなくなってしまったんです。

その人の考えとかを深く知るためには、やっぱりどうしてもある程度の文字量が必要で、スマホやTwitter、Facebookのおかげでリアルタイムにちょちょっと吐き出せるようなものでは全然足りなくて、mixi日記みたいなそういうまとまった意見や考えを書く場所が欲しいなとずっと思ってたんですね。
それがブログではダメな理由は、友だちからの反応やフィードバックがたくさん入る仕組みがないことなんですよ。

STORYS.JPはそこの書かせるための仕組みが随所に盛り込まれてて、とにかくユーザーに書かせるということをすごく考えている(ように見える)んですね。
どうしてそこにこだわるかというと、やっぱりコンテンツがないとユーザーは増えないし、ユーザーが増えないと書くモチベーションが上がらないからコンテンツが増えないからね。

それが例えば、書きかけのストーリーだったり、プロの編集者からのコメントだったり、読んで良かったボタンだったりするわけです。

特に書きかけのストーリーっていう仕組みは中々秀逸だと思っていて、まずはタイトルだけ書いておいて、そのタイトルを見て、他の人が読みたいと思ったら、読みたいボタンでその著者に読みたい意思を知らせることができるんです。
とりあえずタイトルだけ書いて、そこに読みたいという反応があったらやっぱり書きたくなりますからね。

FacebookとかTwitterとか、そういう手軽に吐き出せる場もコミュニケーションが頻繁にとれて繋がってる感があっていいけど、本当に友だちの意見や考えを深く知れたり、自分のことを深く知ってもらえる場としてSTORY.JPがもっとたくさんの人に使ってもらいたいなと、一ユーザーのぼくは思う。

ぼくも試しに投稿してみたので、もし良ければ読んでみてちょ♫笑
株式投資残酷日記 〜ライブドアショック、世界金融危機をまともに食らった話〜 / 杉本 勝男 | STORYS.JP http://storys.jp/story/3989

 


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investor46 at 03:04IT日記
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