2012年06月

2012年06月21日

(日本人)(日本人)
著者:橘 玲
販売元:幻冬舎
(2012-05-11)
販売元:Amazon.co.jp
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僕が最も尊敬する橘玲さんの新刊です。
今作も例のごとくめちゃくちゃ面白かったので、安心してストロングバイで推奨します。笑

ただ、内容はちょっくら難しめです。
この本のコンセプトを簡単に説明すると、人間すべてに普遍的に見られる性質を日本人から引いて残ったものが日本人の性質であるというシンプルなものです。
人間に普遍的に見られる性質を進化心理学などの視点から分析するのはとても興味深く、さらに日本人の一般的に言われている特徴である、和を尊び、空気を読んで自己主張をあまりしないなどは実は違っていて、日本人は世界で最も個人主義的で世俗的(合理的)な人種というのも目から鱗だった。

週末のまとまった時間にじっくり読んでみるといいでしょう。



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2012年06月09日

先日、友だちのバレエスクールの発表会を観るために大阪に行ったんだけど、その時ちょっくら思ったことがあったんです。

僕はバレエはずっと興味はあったんだけど実際に観るのは初めてで、中々感慨深いものがありました。
ちなみに演目はくるみ割り人形で、他にもソロや2,3人での小品の演目もありました。
友だちが踊ったのはライモンダ。

その中にはジュニアクラスの子たちも出演してて、3歳とか5歳くらいの小さい子も出演するわけです。

これがめちゃくちゃ可愛らしくて、観客たちの反応もシニアクラスの芸術的でシリアスな演技のときとは違い、歓声や拍手だけでなく、そこに笑いも混じって、とても盛り上がるわけです。
これを見ると、親たちが自分の子どもにバレエを習わせたい心情がめちゃくちゃわかります。笑

僕はここに芸術とエンターテイメントの違いがあるんじゃないかと思っていて、これってまさにアーティストとアイドルの違いなんじゃないかと思うわけです。

小さな子どもたちの演技はとても上手とは言えないしレベルも低くて芸術的とは言えないけど、見ていてとても楽しいし、元気なれる。
一方でシニアクラスのガチの演技は本当に素晴らしいし、感動させられるし、感嘆の歓声も出る。

同じように、今人気のAKB48みたいなアイドルもこの小さな子どものバレエと本質的には同じで、不完全で歌も踊りも上手とはとても言えないんだけど、アイドルの一生懸命歌うところや楽しく元気よくダンスしている姿は見ていてとても楽しく元気になれる。

一方でヴィジュアルではなく、歌の上手さや曲の素晴らしさでストレートに勝負するのが歌手とかアーティストと呼ばれる人で、またその両方をあわせもったのが浜崎あゆみとかEXILEなんだと思う。

んで、アイドルの本質って、つまり楽しそうに元気よく、かつ一生懸命踊ってるのが本質なんだと思う。

モーニング娘。やAKB48だけでなく、マルモリの芦田愛菜ちゃんとか、特に小さかった時の浅田真央ちゃんとかを見るとそんな感じがするよね。

ただPerfumeはアイドルというより、どちらかと言うとプロのアーティストという感じがするね。
もちろんアイドル要素もあるけど。

アイドルって、つまり究極のエンターテイナーのことなんだよ。たぶん。




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investor46 at 14:49徒然日記
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