2012年02月

2012年02月16日

これまで音楽業界はAppleのiPodとiTunesによって劇的に変えられました。

iPodによってCDを持ち歩く必要がなくなり、iTunesによってデジタル配信されるのでCDショップはほぼ壊滅状態です。

さて、Appleによって音楽業界は変革したわけですが、周りを見回してみると実際に音楽をiTunesでダウンロードしている人っているでしょうか?
ぶっちゃけほとんどの人はYouTubeやニコニコ動画からダウンロードしたり、ファイル共有サービスで手に入れるか、そこまでITリテラシーのない人はCDレンタルショップで借りてiPodに入れてる人が大多数だと思います。
正直タダで音楽が手に入るのに、iTunesで一曲200円とか150円とか払う気はあんまりしませんよね。
ていうか、iTunesで買わんでもCDレンタルの方がよっぽど安く手に入るんだから、デジタル配信ならCD借りて録音する必要がないとはいえ、それでもCDをレンタルする方を選ぶよね。
 
だから、僕は音楽業界ってまだまだ変革の余地がかなりあると思っていて、それを解決するんじゃないかと思ってるのが、欧米発のSpotify(スポティファイ)っていう音楽ストリーミングサービス。

音楽ストリーミングサービス Spotify の共同設立者が音楽やソーシャルについて語る「音楽の未来は、所有ではなくアクセス性にある」 - jay kogami's posterous 

このSpotifyというのは、聞きたい音楽をどれでも無料でストリーミングして聞き放題というサービスです。
無料版は聞ける回数や時間に制限があったりするんだけど、一定の月額料金を払う有料会員になれば無制限ですべての曲を聞き放題というビジネスモデルです。

別に僕たちは音楽を所有したいわけじゃなくて、要は自分のパソコンとiPodとかで楽しめればいいわけだから、所有してなくてもいつでもストリーミングで聞きたい曲が聞けるならそれでいいわけです。
それが例えば月額1000円とかで浜崎あゆみとか加藤ミリヤとかAKB48とかEXILEとかほぼすべてのアーティストの過去の曲からどんどん発売される新曲まで聴けるんなら、たぶんかなりの人が契約するんじゃないかな。

すべてのアーティストの曲が月額一定の料金を払えば聞き放題。
どうかな?これだったら僕もたぶん契約すると思うけど。

ということで、実際に周りを見回してみると意外にもまだまだ変革の余地はあって、その本命がSpotifyみたいな音楽ストリーミングサービスだと見てます。

日本にもSpotifyが来るか、iTunes率いるAppleがこれに乗り出すか見ものですね♪


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investor46 at 14:39IT日記

2012年02月09日

2030年までに技術革新によって全ての仕事の50%が消滅する!!社会の変化と「消える仕事」「新しい仕事」をまとめてみた | コモンポスト


社会の変化って、今どんどん早くなってて、携帯電話なんて10年くらいで普及したし、スマートフォンに至っては3年くらいでかなり普及してしまった。
ITの世界では、ちょっと前までマイクロソフトが覇権を握っていたけど、Googleが突然出てきて、これからはGoogleがITの世界を牛耳るんだろうなーって思ってたら、FacebookやAppleやAmazonが出てきて、もうこの先どうなるかなんて誰も分からない。
 
んで、こうやって社会が変化するってことは、仕事もどんどんなくなってて、それと同時に新しい仕事が創造されている。

僕達人間が生きていくために必要な衣食住に関わるものはどんどん供給されてて、どんどんその価値はなくなってきている。
今、食べ物は掃いて捨てるほどあるし、着るものだってファッションを気にしなければめちゃくちゃ安い。
それ以外に必要なモノもどんどん供給されて、周りにモノがたくさん溢れている状態だ。

今やモノをたくさん持っていることが豊かさの象徴では全くなくなってしまった。

これらを提供する企業はどんどん業績が悪くなっていっているし、それによってたくさんの失業者が生まれることだろう。

そこで今は
金融日記:ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳)

になったと思う。
これから求められるのは以下の3つだ。

  1.  この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
  2. この仕事は、コンピュータならもっと速くやれるだろうか?
  3. 自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
ということだ。
これからの時代に求められるのは「ハイコンセプト」なもの。
つまり、「デザイン」「ストーリー」「共感」といったもののことだ。
ただのモノやサービスではなく、このような「ハイコンセプト」なものを付加価値として提供するということ。

だから、単純なモノづくり企業が苦戦するのは当然で、Apple製品のような「デザイン」が素晴らしく、スティーブ・ジョブズの語る「ストーリー」があったり、Facebookのように人々を繋げて「共感」を提供するような企業が好調なんだと思う。
スポーツとか美術や芸術や漫画や映画や小説や音楽などそういう人間以外には絶対に出来ないクリエイティブなものの価値って今後益々重要なものになっていくんじゃないかな。

これからは生きていくためには全く必要ないけど、人生を豊かにするようなモノやサービスが評価されるんだよ。


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investor46 at 03:38徒然日記

2012年02月04日

年金の支給開始が70歳になったら、「金融商品」としての損得はどうなるのだろうか? | 橘玲 公式サイト


橘玲さんの年金についての素晴らしい記事です。
この記事を簡単にまとめると、年金の支給開始年齢が70歳になったら損だけど、今のままなら払っても損にはならないよということです。

で、注意点としてこれは国民年金についての考察で、サラリーマンや公務員が加入する厚生年金・共済年金は自動的に給料から天引きされるので、払わないという選択肢は基本的にありません。
つまり、この記事はサラリーマンや公務員には関係ないということですね。

ちなみに厚生年金や共済年金は自動的に給料から天引きされるシステムで、とりっぱぐれがないため、国民年金の未納者分の尻ぬぐいもさせられており、第3号被保険者つまりサラリーマンや公務員の方の奥さんの分まで年金を支給するという大盤振る舞いなシステムなので厚生・共済年金は大幅な損となっております。

まあ、払わないという選択肢はないので、サラリーマンが年金を払いたくない場合は脱サラするしかないんですけど。。



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investor46 at 08:00金融日記
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