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2009年11月12日

UNICEF(国連児童基金)によれば、毎日、世界中の子供たちの2万5000人が5歳未満で死んでいく。

その半数以上がアフリカの子供たちで、6人に1人が5歳の誕生日を迎えることが出来ない。

さらに、飢餓とエイズ禍のためにアフリカの平均寿命は40歳以下にまで落ち込んでおり、1日100ドル以下で生活する絶対貧困層の数は3億人を越えている。

そのうえこの状況は年々悪化している。

どうも、かつをです。


僕は別に、彼らの為に募金をしろとか、ましてやご飯を残さず食べろとか言いたいのではありません。

むしろ、その逆です。


皆さん、できれば募金や寄付はしないで下さい。


はっきり言って、募金や寄付なんてのは”正義”でもなければ、”偽善”ですらないです。


そんなものは”悪”でしかありません。


アメリカや日本などの先進国は、最貧国に莫大な援助を行い、対外債務が膨らんで返済不能になればそれを免除し、製薬会社に命じてエイズ治療薬を安価に販売させ、サミットでアフリカ支援を話し合う。

どれもとても素晴らしいことだけど、最貧国への経済援助はすでに何十年も続けられてきたにも関わらず、ほとんど何の効果もなかった。

ケニアのエコノミスト、ジェームズ・シクワチによれば、例えばケニアの一部で旱魃(かんばつ)が発生すると、政府は大声で全世界に危機を告げる。

その声は国連世界食糧計画に届き、やがて大量のトウモロコシが送られてくる。

その援助物資は被災地には届かず、一部は政治家の選挙区に配られ、残りは闇市で叩き売られる。

ただ同然の農産物が大量に流入することで、現地の農業は競争力を失って壊滅してしまう。

同じことは、例えば善意溢れるドイツの人々がアフリカに送る古着についても言える。

援助物資として送られたドイツの中古ブランド品を闇市に買いに来るのはドイツ人で、彼らはそれをインターネットオークションでドイツの消費者に高値で転売する。

この馬鹿げた「援助」のおかげで、ただでさえ貧弱なアフリカ諸国の軽工業は甚大なダメージを受けている。

さらに、エイズすらもアフリカ諸国の「援助ビジネス」の道具にされている。

為政者たちは”被害”が大きければ大きいほど多額の金が送られてくることを知っており、患者数を数倍に水増しして「公式患者数」として発表している。


このようなことが40年も続いた挙げ句、アフリカ人は自分たちの仕事を「乞食」だと思うようになってしまったと、シクワチは言う。


そこで彼は、”善意”溢れる先進国の人々に懇願する。

「お願いだから、もうこれ以上、援助しないで下さい。

私たちに必要なのは援助ではなく、健全な市場経済なのです。

私たちを、自分の足で立たせて下さい。」


The road to hell is paved with good intentions.

”地獄への道は善意で敷き詰められている”のだ。


こうしたことは、経済学者のロバート・バローやウォルター・ブロック等も主張している。


インドが経済大国へと離陸しつつあるのは過去の援助の効果ではなく、冷戦の崩壊と中国の経済的躍進によって、この十数年で市場経済へと大きく舵を切ったからで、それ以前の莫大な援助は何の役にも立たず、いたずらに貧困を悪化させただけだった。


今も世界には飢えや病気で苦しんだり、死んだりする人がたくさんいる。


これはとても悲しいことだけど、アフリカで人が何人死のうが自分とは関係がないし、かといって何かしてあげられるわけでもない。


だから、僕はせめて募金はしないでおこうと思う。


ただ、それでも募金や寄付をする人を僕は否定しない。


自分の意思で何をしようがその人の自由だからだ。


でも、一言だけ言わせてもらうなら、


苦しんでいる人を助けたいという気持ちはとても素晴らしいけれど、


その経済学は間違っているよ。


参考文献
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investor46 at 20:09
現在の日本では覚醒剤は違法であり、覚醒剤中毒者(シャブ中)は「人間やめますか?」と問い詰められて、法的にも社会的にも厳しく罰せられる。

覚醒剤中毒者は、生活に困ると覚醒剤を持って交番に出頭する。

覚醒剤は重罪なので、その場で現行犯逮捕され、送検されれば、検察は犯人を裁判にかけなければならない。

裁判所は国選弁護人をつけて裁判を開き、審理を行ない、判決を下す。

その間の検察官や裁判官の人件費はもちろん、国選弁護人の費用まですべて税金で賄われる。

いったん犯人を刑務所に送ると、何年にもわたって税金で面倒を見なければならなくなる。

これでは、形を変えた生活保護と同じだが、いくら馬鹿馬鹿しいと思っても、今の日本の法律では次から次へと湧いて出る覚醒剤中毒者で刑務所をいっぱいにするだけだ。


さらに、社会的な問題になっているのが、中毒者が覚醒剤を手に入れるために、盗みや売春、そして時には殺人といった犯罪を犯してしまうことだ。


こうした問題を解決する方法はただひとつしかない。


覚醒剤および、その他すべての麻薬を合法化すればいいのだ。


中毒者が犯罪に手を染める最大の原因は、法による麻薬の禁止で、その末端価格が天文学的水準にまで引き上げられたことにある。

麻薬を合法化すれば末端価格が下がり、麻薬の使用は拡がるだろうが、その一方で麻薬がらみの犯罪は大幅に減ると予想される。

一杯の酒や一箱の煙草のために強盗や殺人に手を染める中毒者はいない。

酒や煙草と同様に麻薬に課税すれば、国の税収は大幅に増える。

麻薬取引で莫大な利益を得ている非合法組織からの税金によって、麻薬中毒者の治療施設を充実させることもできる。

これが、ミルトン・フリードマン(1976年ノーベル経済学賞受賞)やゲーリー・ベッカー(1992年ノーベル経済学賞受賞)などの大物経済学者 が「ウォールストリートジャーナル」や「ニューヨークタイムズ」等の一流紙で主張する「麻薬合法化論」だが、経済学的にはその正当性はほぼ決着がついてい る。

実現しないのは、経済的に正しいことが政治的に正しいとは限らないからだ。

「ドラッグ自由化」では”今のところ”政治家は選挙に当選できない。


最近の大麻汚染問題における、マスコミの「麻薬=悪」という一連の報道で、麻薬中毒者を世の中のクズとか虫けら以下みたいに扱っているのが腑に落ちない。

というか、そういう考え方は正直、嫌いだし、腹が立つ。


大の大人が本人の意思で何をしようが自由だし、それによってどうなろうが、それは自己責任だ。


麻薬常習者の寿命は10年から40年は短くなると言われている。


これはとても不幸なことだけど、でも、だからといって法で禁止する根拠にはならない。


日本において、最も人を殺しているのは、煙草と車と自分自身だけど、法で禁止しても、煙草を吸いたい人は吸うし、死にたい人は勝手に死んでいくんです。

とても悲しいけれど。


別に僕は麻薬を推奨しているわけではありません。


かといって、過度の飲酒や煙草をやめるべきだとも思いません。



人は幸せに生きる自由がある。




人は人間をやめる自由もある。



参考文献
得する生活―お金持ちになる人の考え方
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investor46 at 20:02
角界でも問題になったし、テニスプレイヤーと元AV女優も捕まったし、最近だと超一流大学の学生の間で大麻汚染が問題になっているみたいです。

マスコミの方たちは”大麻=悪”ということで連日騒いでいるけど、本当に大麻を吸うのって、悪いことなの?


こうやって聞くと、大抵の人は法律で禁止されているからと答えます。

でも、オランダで大麻(マリファナ)が合法なのは有名だし、ドイツとか欧米諸国では大麻所持を取り締まり対象から外しているところも多いです。

大体、法律で禁止されているからといって、それが”悪”というわけではなく、”そもそも薬物を禁止する法律の方が間違っている”と僕は思うわけです。

医学的には、合法的な麻薬である、酒やたばこやコーヒー等に含まれる、アルコールやニコチンやカフェインとその他の違法な麻薬を区別する根拠はどこにもないわけです。

酒やたばこの方が大麻やLSDより中毒性が高く、酒はアルツハイマー病とたばこは肺癌と因果関係がありますし、アルコールの乱用はコカインと大麻とヘロインをすべて合わせたものよりはるかに社会的に有害です。

飲酒運転、および職場や家庭での酔っ払いから被害を受ける罪の無い人々の方が、麻薬の影響下で運転したり仕事をしている人たちから被害を受ける者よりはるかに多いのです。

世界的には、大麻などのソフトドラッグは合法化しようとするのが主流になりつつあるし、アメリカでは大麻の鎮痛作用が末期癌などの患者に効果があ ることは医学的に実証されており、”イングランド銀行をつぶした男”と呼ばれた”ヘッジファンドの帝王”ジョージ・ソロスが私財を投じてマリファナ合法化 キャンペーンを行っていることは有名です。


ちなみに、アメリカの前大統領クリントンも現大統領のブッシュも次期大統領のオバマも大麻をやったことがあります。笑


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investor46 at 19:59
なぜだか分からないけど、AとBとCのあなたは死刑囚になってしまいました。

そして、なぜだか分からないけど、ありがたいことにこの3人のうち、一人が恩赦されることになりました。

しかし、3人共誰が死刑を免れるのか分かりません。

そこで、あなたは結果を知っている看守のかつを君に

「AとBのうちのどちらかが死刑になるのだから、処刑される方の名前を教えてくれても私に情報を与えることにならないだろう。その一人を教えてくれないか?」

と頼みました。

次のノーベル平和賞最大の候補と目されるほど優しさと慈しみに湧き溢れる、かつを君は目前の死に恐れおののく、この哀れな子羊に教えることにしました。

「囚人Aは処刑されるよ♪」




これを聞いたあなたは

「最初、自分が助かる確率は3分の1だった。でも、今はAの処刑が確定して、残るのは自分とBだけなので、助かる確率は2分の1に上がった!やっほーい♪」

と喜びました。


くだらん冗談はこの辺にして、本題に入りましょう。笑

前回の記事で出題した問題とこの三囚人問題は本質的に同じです。

では、”あなた”の最期のセリフを検証してみましょう。

一見、あなたの論理に隙は全くないように見えますが、結論から言うと、あなたが助かる確率は3分の1で、Bの助かる確率は3分の2に上がっています。

ここで前回の記事の問題に戻って結論を言うと、変えないままだと、当たる確率は3分の1で、変えると当たる確率は3分の2に上がります。

あなたはAの箱を選び、答えを知っているかつを君がBの箱には何も入っていないことを教えてくれたことから、残るはAとCの箱で、この2つの箱から選び直せるのだから、どちらの箱も当たる確率は2分の1だ。

よって、選択を変えようが変えまいが優劣は無いはず・・・。



ところが答えはそうはならない。



なぜでしょうか?



もう一度、最初から見てみましょう。


あなたの選んだAの箱が当たる確率は3分の1です。

そして、当然ですが、BとCのどちらかが当たる確率は3分の2ですね。

答えを知っているかつを君はBとCのうち、定額給付金が入っていない方を自動的に選んでしまうので、例えばBに何も入っていなかったことを教えてくれたら、Cの箱に入っている確率は3分の2になるのです。


この問題は1~100番まで番号のふられた、100個の箱を考えると分かりやすいかもしれません。

例えば、あなたは1番の箱を選びました。

この箱に入っている確率は1%ですね。

また、2番~100番までの箱のどれかに入っている確率は99%ですね。

そして、答えの知っているかつを君は例えば、2番~99番までの箱を開けて、何も入っていないことを教えてくれました。


あなたは1番と100番、どちらの箱を開けますか?


1番の箱が当たる確率が1%、100番の箱が当たる確率が99%ということが分かったと思います。


論理的な答えと直感とのズレが大きいので、とても奇妙に見えますね。



ちなみに、2番~99番までの箱を開けるというところを見ていない第三者が入って、1番と100番から選ぶ場合、確率はどちらも2分の1です。

さらに、

「AとBでは、どちらが死刑ですか?」

と聞くのではなく、

「Aは、恩赦ですか?死刑ですか?」

と聞いて、もし、Aが死刑だったとしたら、処刑される確率はあなたもBも2分の1になります。



う~ん、とっても不思議ですね♪笑


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investor46 at 19:56
皆さん、おはようございます!


さて、今日は世紀の愚策「定額給付金」についてです。

いやー、それにしても日本って本当に素晴らしい国ですね♪

特に日本の政治家はとっても優秀ですね。笑


あ・・・嘘です。ww

定額給付金については、実施要項が決まったら、言論の自由を最大限行使して、”為政者”麻生首相の無能っぷりと共に糞味噌にこき下ろしてやろうかと思っとります。笑

今日は一つ問題を出したいと思います。

有名な問題なので、知っていたけど、僕もなんでこういう結果になるのか分からなかったのですが、先日やっと謎が解けたので皆さんに紹介したいと思います。


【問題】

ここに、AとBとCの三つの箱があります。

かつを君はこの三つの箱のどれか一つに、定額給付金(笑)1万2千円を入れました。笑

あなたは箱を一つだけ選んで、そこに定額給付金が入っていたら、それを貰えるとします。


そして、あなたはAの箱を選んだとします。


ここで人間愛に満ち溢れた、かつを君がBの箱を開けて、あなたに何も入っていなかったことを教えてくれました。


さらに、深く慈愛の満ちた、かつを君はあなたに「選んだ箱をAからCに変えてもいいよ」と言いました。



さて、あなたなら変えますか?どうしますか?


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investor46 at 05:43
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